13:40-14:40 Bootcamp #1
- 【レジェンド・セッション】時代を動かしたベストCMに学ぶ、心を動かすクリエイティブの本質
- 始まりは、杉山恒太郎氏の書籍『アイデアの発見』の冒頭に書かれたBBH(Bartle Bogle Hegarty)ロンドンJ・ハーディ卿の次の言葉です。「最近の広告界のモンダイは新しいものをもてはやし歴史を振り返って、そこから学ぼうとしないことだ」。現代のマーケターやクリエイターは過去のテレビCMからもっと学ぶことができるのではないか。この仮説のもと、本セッションでは伝説のクリエイターであり、今もなお活躍し続けている杉山恒太郎氏と小田桐昭氏が登場します。この二人が考えるベストCMを紹介してもらい、なぜそれが時代を動かすことができたのか、時代性や戦略を分析することで、現代にも生きるクリエイティブとは何か考えます。聞き手は、TBWA\HAKUHODO シニアクリエイティブディレクターの近山知史氏。日本マクドナルドはじめ数多くのテレビCMをヒットさせています。伝説のクリエイター二人に現役バリバリのクリエイターが切り込むスペシャルセッションです。
Speaker
- 杉山 恒太郎
- 株式会社ライトパブリシティ
代表取締役社長 - 東京都生まれ。立教大学経済学部卒業後、電通に入社。 クリエーティブディレクターとして活躍。1999年よりデジタル領域のリーダーとしてインタラクティブ広告の確立に貢献。電通取締役常務執行役員を経て、2012年4月ライトパブリシティへ 移籍。2015年4月より現職。2017年経済同友会加入。 カンヌ国際広告賞 国際審査員、大阪芸術大学客員教授。 主な作品に、小学館「ピッカピカの一年生」、セブインイレブン「セブンイレブンいい気分」、サントリーローヤル「ランボー」、ACジャパン「WATER MAN」他、国内外の広告賞受賞多数。2018年第7回クリエイターズ殿堂入り。
- 小田桐 昭
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- 電通入社以来約40年間、松下電器、国鉄、東京海上、資生堂、トヨタ自動車、サントリーなどのクリエイティブディレクションに従事。数度にわたるカンヌ広告祭での金賞・銀賞、IBA部門賞、CLIO賞、ACC(全日本CM放送連盟)グランプリなど、国内外で300以上の広告賞を受賞。イラストレーターとしても活躍、児童書の挿絵では読売児童文学賞や野間児童文学賞受賞に関った。東京アートディレクターズクラブ(AIDS)は、本人のアニメーションでカンヌ公共広告部門金賞に輝く。 ACC杉山賞受賞。ACC会長賞受賞。ACC鈴木CM賞受賞。日本宣伝大賞山名賞受賞。ACCクリエ―ターズ殿堂。ADC殿堂、ADC、NYADC会員。金沢市立美術工芸大学客員教授。元オグルヴィ&メイザー・ジャパン(株)共同会長チーフクリエーティブオフィサー。
Moderator
- 近山 知史
- 株式会社TBWA\HAKUHODO
エグゼクティブ・クリエイティブディレクター - 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業 2003年博報堂入社。2010年TBWA\CIAT\DAYで海外実務経験を経て2011年よりTBWA\HAKUHODOで現職。CMプランナー出身であることから特に映像コンテンツを得意領域としているが、マーケットデザインからコンテンツ制作まで領域は多岐にわたる。カンヌライオンズゴールド、アドフェストグランプリ、ACCグランプリなど国内外で受賞多数。2015年クリエイターオブザイヤー・メダリスト。2016年キャンペーンアジアクリエイティブオブザイヤー受賞。